2026-11-01 ・ 使い方
ボドゲ・カードの得点方式を選び、三麻・四麻のルールとポーカー大会進行を準備する
ゲーム会で点数の記録を始めてから「参加者が足りない」「三麻の持ち点が四麻のまま」「大会の休憩が入っていない」と気付くと、進行を止めることになります。PointPiaではゲーム作成時に記録形式・人数・麻雀ルール・ポーカー大会の時間割をまとめて準備できます。
今回はこれまでの日曜記事の「観戦・記録・管理の権限分担」「得点精算の計算例」「結果画像のSNS共有」と重複しないように、ゲーム開始前に操作する作成フォームと大会ストラクチャー編集を中心に整理しました。以下の32項目は2026年11月1日時点の HomeForm、TournamentStructureEditor、game-create-validation、麻雀設定・大会設定の実装で確認できるものです。
1. ゲーム会の目的から記録モードを決める
PointPia の作成フォームには通常・ゼロサム・ポーカー・麻雀の4種類があります。最初にゲームの得点計算方法に合うものを選ぶと、以降に出る設定欄もその用途に切り替わります。
2. 加点型のボードゲームには「通常モード」を選ぶ
通常モードは、プレイヤー全員の得点を足して0にする必要がありません。ラウンドごとに点を獲得するボードゲームや、勝利点を積み上げるカードゲームの会なら、この形式を選んでおきます。
3. 点数をプレイヤー間で移すなら「ゼロサムモード」を選ぶ
ゼロサムモードはラウンドの増減合計が0になるゲーム向けです。たとえば+5点、-3点、-2点のような移動を記録する会に向いており、通常モードとは入力時の整合性チェックが異なります。
4. ゲーム名は20文字以内で付ける
作成フォームの「ゲーム名」に対戦会を識別できる名前を入力します。画面側には最大20文字の制限があるので、日付・遊ぶ作品名などを短く組み合わせておくと、後からURLを開いたときにも判断しやすくなります。
5. プレイヤー名は15文字以内・重複なしで登録する
「メンバー名」に名前を入力し、「追加」で参加者の一覧に入れます。1つのゲーム内で同じ表示名を再追加できず、15文字を超える名前も受け付けないため、同名の人がいる会では短い区別用の名前を用意してください。
6. 最後に入力した名前は「追加」を押し忘れても作成対象になる
名前を入力欄に残したまま「グループを作成」を押した場合でも、未登録の名前を作成対象へ取り込む処理があります。ただし、すでに追加済みの名前と同じなら重複登録されません。作成前には画面の参加者一覧と入力欄の両方を確認しましょう。
7. 誤って追加した参加者は作成前に外す
追加済みの名前には取り消しボタンがあり、ゲームを作る前なら一覧から削除できます。欠席者や入力ミスをここで整理すると、作成後にメンバー管理で調整する手間を減らせます。
8. 人数の下限を満たしてから作成する
通常・ゼロサム・ポーカーではプレイヤーが最低2人必要です。麻雀は単に2人以上ではなく、選択した三麻なら3人、四麻なら4人にぴったり合わせる必要があります。人数不足のまま作成ボタンを押しても入力エラーになります。
9. 最初の参加者を主催者名として登録する
作成処理は、参加者一覧の先頭を createdBy としてゲームを作り、その後に残りの名前を追加します。主催者の表示名を先頭に置くと、後から参加者を確認するときの役割を把握しやすくなります。ただし表示名そのものは、管理権限を渡す秘密キーではありません。
10. 三麻・四麻のどちらで遊ぶかを選ぶ
麻雀モードにすると「参加人数」で3人か4人を選べます。人数を切り替えると、持ち点・返し点・オカ・ウマがその人数用の標準値へ更新されるため、独自ルールを設定するのは人数を確定してからがおすすめです。
11. 三麻・四麻の標準設定を確認する
標準状態では三麻が初期35,000点・返し40,000点・オカ15・ウマ+20/0/-20、四麻が初期25,000点・返し30,000点・オカ20・ウマ+20/+10/-10/-20です。会で使うルールと合っているか作成前に照合しましょう。PointPiaの値は初期案であり、すべての雀荘や大会で共通のルールという意味ではありません。
12. 開始時の持ち点を「初期ポイント」で調整する
麻雀の「初期ポイント」は全員が開始時に持つ点数です。標準値とは異なるルールで遊ぶ場合には数値入力で変更できます。対局開始後の点数移動と区別して、会のルール表に合わせておきます。
13. 順位精算の基準を「基準ポイント」で決める
「基準ポイント」は順位精算で使う返し点の設定です。初期持ち点と同じものではないので、たとえば25,000点持ち・30,000点返しなら別々の欄で指定します。後から最終ポイントを見たとき、この違いが結果に影響します。
14. 「オカ」を大会や身内のハウスルールに合わせる
麻雀フォームにはオカを数値指定できる欄があります。トップの加点を標準以外にしたい場合に変更できますが、オカは初期点・返し点との組み合わせによって合計ポイントが0にならない場合があります。標準値を変える際は会の精算ルールを先に確認してください。
15. 標準ウマを使うかカスタムにするか選ぶ
「ウマ」には標準設定とカスタム設定の選択があります。標準設定なら人数に応じた既定の配分を使い、独自の順位ボーナスがある会では「カスタム」を選びます。
16. カスタムウマは順位ごとに入力する
カスタムに切り替えると、1位から選択人数分の数値入力欄が現れます。各順位へ配るプラス・マイナスのポイントを、最初に決めたルールに従って入力できます。三麻なら3枠、四麻なら4枠です。
17. カスタムウマの合計が0か確かめる
ゲーム作成APIは、麻雀のウマの要素数が人数と一致し、数値の合計がほぼ0であることを検証します。例えば四麻の+20/+10/-10/-20は合計0です。オカとウマは別の設定なので、ウマだけを合わせても最終精算の合計が必ず0になるとは限りません。
18. 麻雀の席順の初期候補を参加者一覧から作る
作成時には登録したプレイヤーの順序を、麻雀の席順設定の初期値として渡します。実際の席を決めてから入力すると後で照合しやすくなります。ただしPointPiaの初期順序が自動で抽選された座席を意味するわけではありません。
19. ポーカーではキャッシュゲームと大会モードを分ける
「ポーカーモード」を選ぶと「大会モード」のチェック欄が出ます。大会モードをオンにしたときだけ大会専用設定が表示・送信されるので、ハンド単位のチップ・ポット管理をしたいキャッシュゲームなら大会モードをオフにして作成します。
20. 大会の初期スタックを決める
大会モードでは各参加者が開始時に持つ「大会の初期スタック」を指定します。既定値は1,000で、0以下の値は受け付けません。設定した初期チップ量に対して、後述のブラインドが高すぎないかも確認しましょう。
21. 既定のブラインド進行表をたたき台にする
大会のストラクチャーには、30分ずつの複数レベルと途中の5分休憩があらかじめ並んでいます。レベル1はSB25/BB50、レベル2はSB50/BB100から始まります。このまま使う必要はなく、参加人数や所要時間に合う構成へ編集できます。
22. 「レベルを追加」で必要なブラインド区間を増やす
ストラクチャーの「レベルを追加」を押すと、新しい区間が末尾に加わります。追加直後の初期値はSB25/BB50、アンティ0、30分です。大会の終盤まで想定して、必要なレベル数を組み立てましょう。
23. レベルごとのSB・BBを調整する
各レベルにはSB(スモールブラインド)とBB(ビッグブラインド)の別々の入力欄があります。大会設定ではSBが正の値で、BBがSBより大きいことを検証するので、例えばSB100/BB200のように大小関係を保って指定します。
24. アンティはレベル単位で設定できる
各レベルのアンティ欄には0以上の値を指定できます。アンティはブラインドとは別に発生させるチップ負担で、既定では0です。採用しない場合は0のまま、途中のレベルから導入する場合は該当行だけ設定します。
25. 区間の長さを分単位で変更する
各レベルや休憩の「分数」は画面上で変更でき、内部では秒に換算して保存されます。1分未満は作成時の検証で拒否されるため、短時間の会でも区間は1分以上にしてください。試合時間を先に見積もると終了予定が立てやすくなります。
26. 途中に「休憩を追加」して進行を区切る
「休憩を追加」すると、既定で5分のBREAK区間ができます。休憩にはSB・BB・アンティの欄は表示されず、時間を編集できます。長時間の大会で全員が離席する区間を、進行表にあらかじめ入れられます。
27. レベル・休憩に分かりやすい区間名を付ける
各区間の「区間名」は編集できます。単なる通し番号の代わりに、参加者へ意味が伝わる名前に変更できます。名前を変えてもレベルか休憩かという区間の種類は変わらないため、構造そのものはそれぞれの種類で管理します。
28. 矢印で区間を上下に並べ替える
各区間の↑・↓ボタンで、隣の区間と位置を交換できます。例えばレベル4の後に休憩を置きたいなら、休憩行を目的の位置まで移動します。休憩を追加しただけでは末尾に入るので、順番の調整を忘れないでください。
29. 不要な区間は作成前に削除する
各区間に削除操作があります。予定より大会が短い場合などは、不要なレベルや休憩を取り除けます。ただしストラクチャーが空になると作成できないため、最低1区間は残します。
30. リエントリーの許可を先に決める
大会には「リエントリーを許可する」のチェックがあります。リエントリーとは、脱落した参加者が条件に従って大会へ再参加することです。使わない会ではオフにし、許可する会では回数と締め切りもセットで確認してください。
31. 最大リエントリー回数と受付終了レベルを指定する
リエントリーを有効にすると「最大リエントリー回数」と「リエントリー受付終了レベル」の入力欄が現れます。回数は0以上の整数、終了レベルは指定するなら1以上の整数が必要です。参加者へ開始前に条件を共有すると、脱落時の判断が揃います。
32. 作成前の最終確認を済ませ、ゲーム画面へ進む
大会設定は初期スタック、区間時間、SB・BB、アンティなどの妥当性をチェックしてから送信します。通常・カード・麻雀でもゲーム名と人数を確認して「グループを作成」を押すと、最初の参加者でゲームを作り、残りを追加してゲーム詳細へ移動する流れです。作成者向けの管理キーは画面側で扱われるので、後で使う端末・共有相手の管理にも注意してください。
開始前チェックの目安
| 遊ぶ形式 | 決めておくこと | 迷いやすい点 |
|---|---|---|
| ボードゲーム・カードゲーム | 通常/ゼロサム、参加者名、ゲーム名 | 増減合計が0になるルールか |
| 麻雀 | 三麻/四麻、初期点、返し点、オカ、ウマ、席順 | 人数変更後にカスタム値を再確認したか |
| ポーカー・キャッシュ | ポーカーモード、参加者、ゲーム名 | 大会モードを誤ってオンにしていないか |
| ポーカー・大会 | 初期スタック、全区間のSB/BB/アンティ、時間、休憩、再参加条件 | 休憩の順番とリエントリー締め切りを確認したか |
このガイドは作成時の準備を対象としています。対戦中の訂正、役割別の招待、最終精算、結果画像の投稿については、それぞれ別の使い方記事を参照してください。